「チャネルファクトリー」はペイメントチャネルをより効率的にしうる

 

Bitcoinはスケーラビリティ問題に直面していて、マイクロペイメントチャネルがさばけるトランザクションレートとスピードを上げるので、解決策になりえる、と言われています。しかし、すべてが解決というわけではなく課題もあります。

例えば、マイクロペイメントチャネルは固定の額の資金を、それぞれのチャネルのマルチシグウォレットに入れておく必要があり、チャネルを作るとき・閉じるときにそれぞれトランザクションが必要になる、などです。

それらの課題に取り組む研究がいくつかされていますが、最近発行されたスイスの大学・Blockstream著の論文である提案がされました。ブロックチェーンとペイメントチャネルの間に新しいレイヤーを実装するというものです。

 

 

 

 

マイクロペイメントチャネルとは何か?

この論文では、マイクロペイメントチャネル・ネットワークでの課題を2つあげています。1つ目はブロックチェーンのキャパシティ、2つ目がチャネル開閉のためのウォレットにロックされた資金です。

これらに対する解決策を見る前に、マイクロペイメントチャネルについて説明します。(図は後日追加するかもです)

現在はビットコインブロックチェーンは、非常に少額のビットコインの支払い(マイクロペイメント)を何度も送ることができません。現在は最大ブロックウェイト(ブロックの容量)が4MBなため、平均・秒間10トランザクション以下になってしまいます。

 

ペイメントチャネルでは、まず送信者と受信者が鍵を持つマルチシグのウォレットに固定の額の資金をロックします。そして、ブロックチェーントランザクションを送ることでチャネルが開きます。次にこのチャネル内で、送信者が支払いを何度でも実施することができます。これらの支払いはブロックチェーンに刻まれれるわけではなく(つまりオフチェーンで行われ)、両者のみが関与する支払いです。

 

そしてこのチャネルが閉じたら、「最終的にどうなったか」という残高になるように、結果だけがビットコインブロックチェーンに送られます。

これが、マイクロペイメントチャネルの大まかな概要です。より改良された実装が、ライトニングネットワークで、双方向のペイメントチャネル実装が可能になります。

 

2017.12.30 07:05



via : http://coffeetimes.hatenadiary.jp/entry/2017/11/30/125740