
Lightning Labsの開発チームは、テストネットのビットコインとライトコインをライトニングチャネルで交換することに成功しました。(このような異なるチェーンでの通貨のやり取りはアトミックスワップと呼ばれます。)
トランザクションはブロックチェーン上に刻まれず、コインの所有者を変えることに成功したことになります。
ライトコインの創始者のチャーリー・リーはBitcoin Magazineに対し以下のように答えています。
「以前実施したアトミックスワップは、オンチェーンであり、ブロックチェーンによる遅延や高い手数料などの制約がありました。」
「オフチェーンのアトミックスワップは、オンチェーンのアトミックスワップよりも簡単で、手数料も低く、プライバシー的にも優れています。」
ライトニングネットワークは、ビットコイン上の「セカンドレイヤーの支払い」ネットワークとして期待されていて、またライトコインなどの「ビットコインからフォークした他の暗号通貨」へのデプロイは比較的カンタンです。
もしライトニングネットワークが異なるチェーン上で実装されると、これらのチェーンは相互にリンクし合うので、ネットワーク上に「あるコインから別のコインに転送してくれる」ようなノードが1つでもあれば、「ビットコインを送り、それと同価値のライトコインを相手側が受け取る」というようなことが可能です。
リーは…
2017.11.18 00:03
via : http://coffeetimes.hatenadiary.jp/entry/2017/11/17/145437